フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
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【真央にサプライズ フリー使用曲が閉会式で演奏】
◇ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」
【ソチ芳賀竜也】「集大成」の五輪で会心の演技を見せたヒロインに、とっておきのプレゼントが待っていた。23日行われたソチ冬季五輪の閉会式では、フィギュアスケート女子6位入賞の浅田真央選手(23)=中京大=がフリーで使用した、ロシアの作曲家ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が演奏された。ショートプログラム(SP)での出遅れが響いてメダルには手が届かなかったが、「ラストシーズン」として五輪に臨んだ浅田選手へのねぎらいの調べとなった。
閉会式には、日本選手団から約120人が参加した。「大会中は試合に集中してしまうので、(閉会式では)五輪を楽しみたい」と話していた浅田選手。サプライズは、閉会式の中盤に待っていた。
ステージ中央の仕掛け床からロシア気鋭のピアニスト、デニス・マツーエフさん(38)が登場。計62台のピアノがマツーエフさんのグランドピアノを取り囲み、アトラクションを交えながら「ピアノ協奏曲第2番」が演奏された。
銀メダルに輝いた2010年バンクーバー五輪では、フリーに同じラフマニノフの「鐘」を選んだが、自ら満足できる演技ができなかった。だからこそ、今回は「同じ作曲家の曲でレベルアップした自分をアピールしたい」との目標を込めた。
SPで失敗したが、20日のフリーは好演。4年かけて「ラフマニノフの借り」を返した。「二つ(2大会)合わせて私の中で最高の五輪」と浅田選手。閉会式でのラフマニノフの演出は偶然だったが、浅田選手や、彼女を支え、応援してきた人々の胸にしっとりと響いたはずだ。
毎日新聞 2月24日(月)11時3分配信
◇ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」
【ソチ芳賀竜也】「集大成」の五輪で会心の演技を見せたヒロインに、とっておきのプレゼントが待っていた。23日行われたソチ冬季五輪の閉会式では、フィギュアスケート女子6位入賞の浅田真央選手(23)=中京大=がフリーで使用した、ロシアの作曲家ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が演奏された。ショートプログラム(SP)での出遅れが響いてメダルには手が届かなかったが、「ラストシーズン」として五輪に臨んだ浅田選手へのねぎらいの調べとなった。
閉会式には、日本選手団から約120人が参加した。「大会中は試合に集中してしまうので、(閉会式では)五輪を楽しみたい」と話していた浅田選手。サプライズは、閉会式の中盤に待っていた。
ステージ中央の仕掛け床からロシア気鋭のピアニスト、デニス・マツーエフさん(38)が登場。計62台のピアノがマツーエフさんのグランドピアノを取り囲み、アトラクションを交えながら「ピアノ協奏曲第2番」が演奏された。
銀メダルに輝いた2010年バンクーバー五輪では、フリーに同じラフマニノフの「鐘」を選んだが、自ら満足できる演技ができなかった。だからこそ、今回は「同じ作曲家の曲でレベルアップした自分をアピールしたい」との目標を込めた。
SPで失敗したが、20日のフリーは好演。4年かけて「ラフマニノフの借り」を返した。「二つ(2大会)合わせて私の中で最高の五輪」と浅田選手。閉会式でのラフマニノフの演出は偶然だったが、浅田選手や、彼女を支え、応援してきた人々の胸にしっとりと響いたはずだ。
毎日新聞 2月24日(月)11時3分配信
【真央「バンクーバーとソチ、2つ合わせて最高の五輪」】
「フィギュアスケート エキシビション」(22日、アイスベルク・パレス)
浅田真央(23)=中京大=は、金色のドレスを身にまとって登場。チャプリンの「スマイル」にのって、笑顔満開の柔らかな滑りを披露した。「笑顔って素晴らしいっていうのを伝えたかった。苦しい時も辛いときも笑顔を忘れないでいてほしいなって。応援してくれた方々への感謝を込めて滑った」と、演技に込めたメッセージを明かした。
6位に終わった集大成の五輪だったが、フリーで会心の演技ができ、スッキリとした表情。競技終了後、佐藤信夫コーチとも話したそうで「『よく頑張った。やればできるじゃないか。遅いんだよ』と言われました。でも『凄いよかった。最高だった』って言ってもらえた」と、笑った。
2度目の夢舞台を振り返り「メダルという形にはできなかったけど、バンクーバーとソチ、特別な五輪を経験できた。2つ合わせて最高の五輪でした」と、感慨深そうに話した。
デイリースポーツ 2月23日(日)7時27分配信
【閉会で浅田「支えてくれた皆さんに恩返しできた」 フィギュア】
試合の緊張感から解き放たれた浅田は、金色の衣装に身を包み、楽しそうに軽やかな動きでエキシビションを舞った。
披露したのは、「スマイル」と「この素晴らしき世界」で滑るプログラム。「つらいことや苦しいことがあっても笑顔を忘れないで、という思いを込めた」という演技は、最愛の母、匡子さんを亡くしても、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が不調になっても、前向きに滑り続けた23歳の姿にも重なった。
リンクを降りた浅田は、SPが完璧ながらフリーでつまずいて銀メダルに終わった4年前のバンクーバー五輪と、SP16位から自己ベストのフリーで巻き返した今大会を総括し「2つを合わせて最高の五輪だった」と達成感をにじませた。
今季は世界選手権が最後の公式戦。「まずは世界選手権でSPとフリーをいい演技でそろえたい。その後のことは終わってみないとわからない」と話し、閉幕にあたり「メダルという形で残すことはできなかったけど、最後は自分の中で最高の演技ができたので、支えてくれた皆さんに恩返しができたと思う」と感謝の気持ちで締めくくった。(田中充)
産経新聞 2月23日(日)17時50分
【浅田、感謝の気持ち「スマイル」で】
【ソチ芳賀竜也】ソチ冬季五輪第16日は22日、フィギュアスケートのエキシビションが試合会場のアイスベルク・パレスで行われ、各種目の上位選手が華麗な舞を披露した。女子でショートプログラム(SP)16位からフリーで追い上げて6位入賞を果たした浅田真央(23)=中京大=は、チャプリンの映画「モダン・タイムス」の挿入曲「スマイル」に乗り、応援への感謝の気持ちを「笑顔」で表現した。
浅田は「バンクーバー五輪のSPは完璧だったがフリーは不満足。今回はSPがああいう形になったが、フリーは人生の中で最高の演技ができた。今回はメダルという形で結果を残せなかったが、二つ(2大会)合わせて私の中で最高の五輪」と述べた。
男子で金メダルを獲得した羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(19)=ANA=は、自らも被災した東日本大震災後に初出演したアイスショーで演じた「白鳥の湖」を熱演。「復興へのメッセージになれば」との気持ちを込めて舞った。
毎日新聞 2月23日(日)21時57分
「フィギュアスケート エキシビション」(22日、アイスベルク・パレス)
浅田真央(23)=中京大=は、金色のドレスを身にまとって登場。チャプリンの「スマイル」にのって、笑顔満開の柔らかな滑りを披露した。「笑顔って素晴らしいっていうのを伝えたかった。苦しい時も辛いときも笑顔を忘れないでいてほしいなって。応援してくれた方々への感謝を込めて滑った」と、演技に込めたメッセージを明かした。
6位に終わった集大成の五輪だったが、フリーで会心の演技ができ、スッキリとした表情。競技終了後、佐藤信夫コーチとも話したそうで「『よく頑張った。やればできるじゃないか。遅いんだよ』と言われました。でも『凄いよかった。最高だった』って言ってもらえた」と、笑った。
2度目の夢舞台を振り返り「メダルという形にはできなかったけど、バンクーバーとソチ、特別な五輪を経験できた。2つ合わせて最高の五輪でした」と、感慨深そうに話した。
デイリースポーツ 2月23日(日)7時27分配信
【閉会で浅田「支えてくれた皆さんに恩返しできた」 フィギュア】
試合の緊張感から解き放たれた浅田は、金色の衣装に身を包み、楽しそうに軽やかな動きでエキシビションを舞った。
披露したのは、「スマイル」と「この素晴らしき世界」で滑るプログラム。「つらいことや苦しいことがあっても笑顔を忘れないで、という思いを込めた」という演技は、最愛の母、匡子さんを亡くしても、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が不調になっても、前向きに滑り続けた23歳の姿にも重なった。
リンクを降りた浅田は、SPが完璧ながらフリーでつまずいて銀メダルに終わった4年前のバンクーバー五輪と、SP16位から自己ベストのフリーで巻き返した今大会を総括し「2つを合わせて最高の五輪だった」と達成感をにじませた。
今季は世界選手権が最後の公式戦。「まずは世界選手権でSPとフリーをいい演技でそろえたい。その後のことは終わってみないとわからない」と話し、閉幕にあたり「メダルという形で残すことはできなかったけど、最後は自分の中で最高の演技ができたので、支えてくれた皆さんに恩返しができたと思う」と感謝の気持ちで締めくくった。(田中充)
産経新聞 2月23日(日)17時50分
【浅田、感謝の気持ち「スマイル」で】
【ソチ芳賀竜也】ソチ冬季五輪第16日は22日、フィギュアスケートのエキシビションが試合会場のアイスベルク・パレスで行われ、各種目の上位選手が華麗な舞を披露した。女子でショートプログラム(SP)16位からフリーで追い上げて6位入賞を果たした浅田真央(23)=中京大=は、チャプリンの映画「モダン・タイムス」の挿入曲「スマイル」に乗り、応援への感謝の気持ちを「笑顔」で表現した。
浅田は「バンクーバー五輪のSPは完璧だったがフリーは不満足。今回はSPがああいう形になったが、フリーは人生の中で最高の演技ができた。今回はメダルという形で結果を残せなかったが、二つ(2大会)合わせて私の中で最高の五輪」と述べた。
男子で金メダルを獲得した羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(19)=ANA=は、自らも被災した東日本大震災後に初出演したアイスショーで演じた「白鳥の湖」を熱演。「復興へのメッセージになれば」との気持ちを込めて舞った。
毎日新聞 2月23日(日)21時57分
【真央 世界選「出場します」 笑顔でエキシビション練習】
フィギュアスケート女子で今季限りでの引退を表明している浅田真央(中京大)が21日、上位選手によるエキシビション(22日=日本時間23日未明)の全体練習に参加し、五輪後の世界選手権(3月26~29日・さいたまスーパーアリーナ)について「出場します」と明言した。
女子で6位となった浅田は日本男子初の金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)や5位の町田樹(関大)、6位の高橋大輔(関大大学院)とともに練習した。晴れやかな表情で高橋や外国人選手と談笑する姿が見られ、各種目のメダリストらと一緒に披露するステップや振り付けを確認した。羽生は全体練習後にリンクに残り、ジャンプやスピンなどで氷の感触を確かめた。
浅田はエキシビションの個別練習は行わず、メダリストや上位入賞者とともにオープニングやフィナーレで演じるステップや振り付けの確認を行った。
振付師はマイクで「マオチャン」と声をかけ、練習中も笑顔が絶えなかった。男女が一緒に演じる場面では、浅田は高橋とペアを組んでいた。
練習後の取材対応はなく、浅田はバスに乗り込む直前に「(世界選手権に)出場します」と短く答え、会場を後にした。(共同)
[ 2014年2月21日 19:52 ]
【真央、次は3月の世界選手権に出場】
フィギュアスケート女子で6位入賞を果たした浅田真央(23=中京大)が21日、NHKのニュースウオッチ9(午後9時~)に生出演した。
前夜、会心のフリー演技から一夜明け、浅田は「日本代表としてメダルを持って帰りたかった。それが、かなわなかったのは申し訳ないけど(前回五輪の)バンクーバーでフリーで2つの(ジャンプ)失敗があって(今回のフリーで)それを晴らすことができた」。SPでの失敗を何とか乗り越え、フリーでは、3回転ジャンプ6種類を8回決めたとあり、“記憶に残る演技”に納得の表情を浮かべていた。
また、今後について「オリンピックが終わったばかりで今後のことは考えられないけど、世界選手権があるので、ショートもフリーも揃えられるよう、たくさんの方に恩返しできるようにしたい」と、3月26日から4日間、さいたまスーパーアリーナで行われる世界選手権に出場する意向を明らかにした。
この日は22日に行われるエキシビションに向けて、金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)町田樹(関大)高橋大輔(関大大学院)とともに笑顔をみせながら練習。メダルを逃した傷は、少しずつ和らいでいる様子だった。
日刊スポーツ 2月21日(金)21時58分配信
----------
やっぱり世界選手権に出場するんですね。
パトリック・チャンとは珍しいツーショットだなぁ…。
フィギュアスケート女子で今季限りでの引退を表明している浅田真央(中京大)が21日、上位選手によるエキシビション(22日=日本時間23日未明)の全体練習に参加し、五輪後の世界選手権(3月26~29日・さいたまスーパーアリーナ)について「出場します」と明言した。
女子で6位となった浅田は日本男子初の金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)や5位の町田樹(関大)、6位の高橋大輔(関大大学院)とともに練習した。晴れやかな表情で高橋や外国人選手と談笑する姿が見られ、各種目のメダリストらと一緒に披露するステップや振り付けを確認した。羽生は全体練習後にリンクに残り、ジャンプやスピンなどで氷の感触を確かめた。
浅田はエキシビションの個別練習は行わず、メダリストや上位入賞者とともにオープニングやフィナーレで演じるステップや振り付けの確認を行った。
振付師はマイクで「マオチャン」と声をかけ、練習中も笑顔が絶えなかった。男女が一緒に演じる場面では、浅田は高橋とペアを組んでいた。
練習後の取材対応はなく、浅田はバスに乗り込む直前に「(世界選手権に)出場します」と短く答え、会場を後にした。(共同)
[ 2014年2月21日 19:52 ]
【真央、次は3月の世界選手権に出場】
フィギュアスケート女子で6位入賞を果たした浅田真央(23=中京大)が21日、NHKのニュースウオッチ9(午後9時~)に生出演した。
前夜、会心のフリー演技から一夜明け、浅田は「日本代表としてメダルを持って帰りたかった。それが、かなわなかったのは申し訳ないけど(前回五輪の)バンクーバーでフリーで2つの(ジャンプ)失敗があって(今回のフリーで)それを晴らすことができた」。SPでの失敗を何とか乗り越え、フリーでは、3回転ジャンプ6種類を8回決めたとあり、“記憶に残る演技”に納得の表情を浮かべていた。
また、今後について「オリンピックが終わったばかりで今後のことは考えられないけど、世界選手権があるので、ショートもフリーも揃えられるよう、たくさんの方に恩返しできるようにしたい」と、3月26日から4日間、さいたまスーパーアリーナで行われる世界選手権に出場する意向を明らかにした。
この日は22日に行われるエキシビションに向けて、金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)町田樹(関大)高橋大輔(関大大学院)とともに笑顔をみせながら練習。メダルを逃した傷は、少しずつ和らいでいる様子だった。
日刊スポーツ 2月21日(金)21時58分配信
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やっぱり世界選手権に出場するんですね。
パトリック・チャンとは珍しいツーショットだなぁ…。
【最高の演技、真央「うれし泣きと笑顔」】
ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子フリースケーティング(FS)が現地時間20日に行われ、浅田真央は冒頭のトリプルアクセルをきれいに決めると、五輪では女子選手初となる全6種類の3回転ジャンプを成功させた。FSの得点は自己ベストの142.71点をマークし、ショートプログラム55.51点との合計は198.22点。16位と出遅れた前日のSPから一気に6位入賞までジャンプアップした。
優勝はSP2位から合計224.59点(SP74.64点、FS149.95点)で逆転したアデリナ・ソトニコワ(ロシア)。地元ロシアに初の女子フィギュア金メダルをもたらした。史上3人目の連覇を狙ったキム・ヨナは219.11点(74.92点、144.19点)で銀メダル、27歳ベテランのカロリーナ・コストナー(イタリア)が216.73点(SP74.12点、FS142.61点)で銅メダルだった。
日本の鈴木明子は186.32点(SP60.97点、FS125.35点)で8位入賞。村上佳菜子は170.98点(55.60点、115.38点)で12位だった。
以下は浅田のコメント。
【浅田真央「とにかく跳ぶという気持ちでした」】
――トリプルアクセルがきれいに決まった。どんな気持ちだった?
「よしっ!」と思いました。緊張もあったんですけど、このままいけると思っていました。
――ジャンプにも気持ちが入っていたが
リンクに入ってからはできると思うんだけだったんですけど、それまではいろいろ考えていて、今までも1つ1つクリアにしてやってきたから、今回のプログラムも全部を見るんじゃなくて1つ1つクリアにしてやっていこうと思っていました。
――世界のスケーターが励ましの言葉を出していたが、知っていたか?
知らなかったです。昨日はすごく悔しい思いをして、心配してくださった方もたくさんいると思うんですけど、今日こうして自分の中での最高の演技をできたので、恩返しができたと思います。
――フリーに臨むにあたって、どういった言葉が励みになったか?
最終的にはやるしかないと。自分を信じて、自信を持って、練習してきたことを信じて、昨日のようになっても、とにかく跳ぶという気持ちでした。
――吹っ切れたのはいつ?
6分間練習ですごく良い状態でできたので、これならいけると思いました。
――それまでは不安が少しあった?
朝の練習は全く体が動かなくて大丈夫かなと。そういう思いになっていたのが、すごい自分でも大丈夫かなって心配でした。自分でよく考えたりして、吹っ切れたといえば吹っ切れたのかなと思います。
――朝の練習は少し来るのが遅くなったが、それはリンクに来たくないという思いがあった?
それはなかったですね。昨日もちょっと寝不足で、起きるのが遅くなってしまい、それでアップも遅くなってしまったんです。それでアップが遅れてしまい、そこは焦らずに自分のペースで乗ろうと思いました。
――朝の練習が終わってからはどのように過ごしていたのか?
今日の朝は自分の練習が全くできなくて、練習していないようなものだったので、それからトレーニングに行って、体をいつもの練習のように動かして、それからよく寝て、食べてここに来ました。
――どんなものを食べた?
お赤飯です(笑)。
――昨日の悔しさは、これまでの悔しさと比べてどのくらいだったか?
悔しさもあったんですけど、それよりは終わった後は言葉にならなくて、今まで何やってきたんだろうなと思いました。
――今振り返ってみると、昨日は何が原因だった?
自分の気持ちがもう1つ上に伸び切らなかったかなという感じがします。
――最後のスパイラルに入るときはどんな気持ちで滑っていたか?
最後の最後まで思いを込めて、1つ1つをクリアにしていこうと思ったので、スパイラルのときはまだだと思っていました。
――最後に流した涙はどういうものだったのか?
昨日の悔しさも少しはあったんですけど、こうして自分が目指している演技ができて、今まで支えてくれた皆さんに、メダルという形として残すことはできなかったですけど、あと残されたのは自分の演技だけだと思ったので、自分の中で最高の演技ができたし良かったと思います。
――(佐藤)信夫先生は何と言っていた?
先生の昔の生徒さんも、試合の1日前に熱を出して試合に出られるか出られないか分からない状態で、とりあえず出てみて、もし何かあったら先生が助けに行くからという感じで出た選手が、最高の演技をしたというのを聞いて、自分はそういうわけではないのに、できないのは絶対にないと思ったし、今まで練習してきたことを信じてやれば大丈夫だから、気合いをいれていこうと思いました。何かあれば先生が助けにいくからと言っていました(笑)。
――失敗に1つ1つ向き合いながらやっていたが、今日の体験はどういうことを教えてくれた?
天と地の差でした。今までも良かったとき悪かったときはあったので、自分が目指していたのは昨日のような演技ではなく、今日のような演技でした。でもこれが自分なんだなというのは受け止めています。今は悔しい気持ちとやり切った気持ちはあると思うんですけど、バンクーバーのときもそういう気持ちで終わって、あとから良かったかなという気持ちが出てきたので、今回も終わってホッとして、それから4年間良かったなと思えると思いますし、その気持ちがどんどん強くなるんじゃないかなと思います。
――終わった後は涙と笑顔があったが、どんな涙とどんな笑顔だった?
終わったときは「やった」という気持ちが強くて、今日はとりあえずたくさんの方から「笑顔がみたい」というメールが来たので、終わったときは良かったと思って、すごいうれしかったんですけど、おじぎのときは笑顔になろうと思いました。自分の中ではうれしかったです。うれし泣きと笑顔です。
――何かのために滑ろうという気持ちは昨日と今日で違ったのか?
昨日は五輪の怖さをまた感じてしまって、そっちの方が勝ってしまって、4年間やってきたこと、支えてもらった感謝の滑りというのが薄かったなと思いました。なので今日は感謝の思いを込めて滑ることが自分の恩返しかなと思いました。
――ここから4年というのは想像できるか?
できません。
――整理がついたら考えること?
そうですね。今回はとにかく悔いなく、バンクーバーのときは悔いが残ったので、今回の最後の2回はバンクーバーが蘇ってきたんですけど、そういった意味ではバンクーバーのリベンジはできたと思うので、今はこの後のことは考えていないですね。
(スポーツナビ)2014/2/21 5:14
ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子フリースケーティング(FS)が現地時間20日に行われ、浅田真央は冒頭のトリプルアクセルをきれいに決めると、五輪では女子選手初となる全6種類の3回転ジャンプを成功させた。FSの得点は自己ベストの142.71点をマークし、ショートプログラム55.51点との合計は198.22点。16位と出遅れた前日のSPから一気に6位入賞までジャンプアップした。
優勝はSP2位から合計224.59点(SP74.64点、FS149.95点)で逆転したアデリナ・ソトニコワ(ロシア)。地元ロシアに初の女子フィギュア金メダルをもたらした。史上3人目の連覇を狙ったキム・ヨナは219.11点(74.92点、144.19点)で銀メダル、27歳ベテランのカロリーナ・コストナー(イタリア)が216.73点(SP74.12点、FS142.61点)で銅メダルだった。
日本の鈴木明子は186.32点(SP60.97点、FS125.35点)で8位入賞。村上佳菜子は170.98点(55.60点、115.38点)で12位だった。
以下は浅田のコメント。
【浅田真央「とにかく跳ぶという気持ちでした」】
――トリプルアクセルがきれいに決まった。どんな気持ちだった?
「よしっ!」と思いました。緊張もあったんですけど、このままいけると思っていました。
――ジャンプにも気持ちが入っていたが
リンクに入ってからはできると思うんだけだったんですけど、それまではいろいろ考えていて、今までも1つ1つクリアにしてやってきたから、今回のプログラムも全部を見るんじゃなくて1つ1つクリアにしてやっていこうと思っていました。
――世界のスケーターが励ましの言葉を出していたが、知っていたか?
知らなかったです。昨日はすごく悔しい思いをして、心配してくださった方もたくさんいると思うんですけど、今日こうして自分の中での最高の演技をできたので、恩返しができたと思います。
――フリーに臨むにあたって、どういった言葉が励みになったか?
最終的にはやるしかないと。自分を信じて、自信を持って、練習してきたことを信じて、昨日のようになっても、とにかく跳ぶという気持ちでした。
――吹っ切れたのはいつ?
6分間練習ですごく良い状態でできたので、これならいけると思いました。
――それまでは不安が少しあった?
朝の練習は全く体が動かなくて大丈夫かなと。そういう思いになっていたのが、すごい自分でも大丈夫かなって心配でした。自分でよく考えたりして、吹っ切れたといえば吹っ切れたのかなと思います。
――朝の練習は少し来るのが遅くなったが、それはリンクに来たくないという思いがあった?
それはなかったですね。昨日もちょっと寝不足で、起きるのが遅くなってしまい、それでアップも遅くなってしまったんです。それでアップが遅れてしまい、そこは焦らずに自分のペースで乗ろうと思いました。
――朝の練習が終わってからはどのように過ごしていたのか?
今日の朝は自分の練習が全くできなくて、練習していないようなものだったので、それからトレーニングに行って、体をいつもの練習のように動かして、それからよく寝て、食べてここに来ました。
――どんなものを食べた?
お赤飯です(笑)。
――昨日の悔しさは、これまでの悔しさと比べてどのくらいだったか?
悔しさもあったんですけど、それよりは終わった後は言葉にならなくて、今まで何やってきたんだろうなと思いました。
――今振り返ってみると、昨日は何が原因だった?
自分の気持ちがもう1つ上に伸び切らなかったかなという感じがします。
――最後のスパイラルに入るときはどんな気持ちで滑っていたか?
最後の最後まで思いを込めて、1つ1つをクリアにしていこうと思ったので、スパイラルのときはまだだと思っていました。
――最後に流した涙はどういうものだったのか?
昨日の悔しさも少しはあったんですけど、こうして自分が目指している演技ができて、今まで支えてくれた皆さんに、メダルという形として残すことはできなかったですけど、あと残されたのは自分の演技だけだと思ったので、自分の中で最高の演技ができたし良かったと思います。
――(佐藤)信夫先生は何と言っていた?
先生の昔の生徒さんも、試合の1日前に熱を出して試合に出られるか出られないか分からない状態で、とりあえず出てみて、もし何かあったら先生が助けに行くからという感じで出た選手が、最高の演技をしたというのを聞いて、自分はそういうわけではないのに、できないのは絶対にないと思ったし、今まで練習してきたことを信じてやれば大丈夫だから、気合いをいれていこうと思いました。何かあれば先生が助けにいくからと言っていました(笑)。
――失敗に1つ1つ向き合いながらやっていたが、今日の体験はどういうことを教えてくれた?
天と地の差でした。今までも良かったとき悪かったときはあったので、自分が目指していたのは昨日のような演技ではなく、今日のような演技でした。でもこれが自分なんだなというのは受け止めています。今は悔しい気持ちとやり切った気持ちはあると思うんですけど、バンクーバーのときもそういう気持ちで終わって、あとから良かったかなという気持ちが出てきたので、今回も終わってホッとして、それから4年間良かったなと思えると思いますし、その気持ちがどんどん強くなるんじゃないかなと思います。
――終わった後は涙と笑顔があったが、どんな涙とどんな笑顔だった?
終わったときは「やった」という気持ちが強くて、今日はとりあえずたくさんの方から「笑顔がみたい」というメールが来たので、終わったときは良かったと思って、すごいうれしかったんですけど、おじぎのときは笑顔になろうと思いました。自分の中ではうれしかったです。うれし泣きと笑顔です。
――何かのために滑ろうという気持ちは昨日と今日で違ったのか?
昨日は五輪の怖さをまた感じてしまって、そっちの方が勝ってしまって、4年間やってきたこと、支えてもらった感謝の滑りというのが薄かったなと思いました。なので今日は感謝の思いを込めて滑ることが自分の恩返しかなと思いました。
――ここから4年というのは想像できるか?
できません。
――整理がついたら考えること?
そうですね。今回はとにかく悔いなく、バンクーバーのときは悔いが残ったので、今回の最後の2回はバンクーバーが蘇ってきたんですけど、そういった意味ではバンクーバーのリベンジはできたと思うので、今はこの後のことは考えていないですね。
(スポーツナビ)2014/2/21 5:14