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フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
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 フィギュアスケートの世界国別対抗戦2013は13日、東京・国立代々木競技場で最終日を迎えた。女子フリースケーティング(FS)では、ショートプログラム(SP)5位と出遅れた浅田真央(中京大)が、フリー117.97点、合計177.36点と奮わず、5位で今シーズン最後の試合を締めくくった。1位は鈴木明子(邦和スポーツランド)、2位、3位は米国の2人、アシュリー・ワグナーとグレイシー・ゴールドが入った。

【今季最後の演技で浅田を襲った疲労感】

 両手を広げてお気に入りのプログラム『白鳥の湖』を終えた瞬間、浅田の表情が大きくゆがんだ。2012−13年シーズンの最後の最後に浅田が見せたのは、強い疲労感に襲われて苦しそうな、これまでに見たことのない姿だった。

 調子自体は悪くなかった。直前の6分間練習でもトリプルアクセルを着氷。本番では、冒頭でそのトリプルアクセルが開いてダブルアクセルになってしまったが、それ以降は流れも良く、ジャンプも次々と決めていた。
 ところが後半に入って急変。演技後に浅田が語ったところの「ちょっと今までにないような、体も足も呼吸もすごい苦しい状態」になってしまったという。それでも何とか持ちこたえて大きなミスなく滑りきったが、後半はスピード感が失われ、終盤の見せ場であるステップシークエンスでも疲れが見られた。

 浅田自身、突然襲った疲労の原因は「分からない」と困惑気味。しかし、浅田を指導する佐藤信夫コーチには思い当たる節があった。
「年々、そういうところが出てきているのは間違いないと思う。(今日の演技は)最初は結構良いかなと思って見ていましたが、トリプルアクセルの負担が後から出てきたかなという感じはしています」

【佐藤コーチ、3回転半は「とてつもなく大きい」精神的負担】

 これまで、浅田は難易度の高いトリプルアクセルに果敢に挑戦してきた。しかし今シーズンの前半はその大技を封印。佐藤コーチと話し合い、練習で跳べないなら試合に入れるのはやめようと決めてのことだった。

 代名詞であるトリプルアクセルを欠いた浅田ではあったが、それでも次々に勝ち続けた。グランプリシリーズ(GP)の中国杯とNHK杯で立て続けに優勝すると、迎えた昨年12月のGPファイナルを4年ぶりに制覇。スケート技術の高さや質の高い演技で、ジャンプに頼らずとも高得点が狙えるようになったからこその優勝だった。
 シーズン後半からはトリプルアクセルを解禁。今季初のアクセル挑戦となった2月の四大陸選手権ではSPでいきなり成功させて優勝した。続く3月の世界選手権でもSP、FSともに3回転半を跳び着氷。3位に入り、3大会ぶりに世界選手権のメダルを獲得した。

 しかしながら、結果を残してもなお、佐藤コーチは浅田の思うままにアクセルを跳ばせるわけにはいかないと考えている。トリプルアクセルや3回転−3回転といった大技をプログラムに組み込むことで被るものも大きいからだ。肉体的な負担ももちろんあるが、佐藤コーチが心配するのは「精神的なプレッシャー」。「とてつもなく大きい」という言葉で表現したその重圧は、ジュニア時代からトリプルアクセルを跳び続ける浅田に想像以上に負荷をかけているのだろう。

 佐藤コーチ曰く、それでも浅田は「何が何でも(トリプルアクセルを)やりたいという強い気持ちを持っている」という。しかし、「私としては、それが許される状況なのかというのはよく判断しながらもっていかないといけない。その点についてはなかなか(浅田と)心を一つにするのは難しかった」と葛藤したことを明かした。浅田と佐藤コーチのこういったやりとりそのものが、トリプルアクセルに挑戦する難しさを表しているのかもしれない。

【ソチ五輪へ「スケート人生の中で一番良い演技を」】

 トリプルアクセルに取り組む中で収穫もあった。佐藤コーチは「他のものを犠牲にしないでなおかつ(トリプルアクセルに)挑戦できるというところに向かって、手応えを感じつつある」と自信をのぞかせる。2月に開催されるソチ五輪を控えた来季に向けては「エレメンツを今まで以上に質の高いものにしていきたい」と、さらなる技の向上に強い意欲を見せた。

 ソチ五輪にかける強い思いは浅田も同じだ。FSを終えた浅田は、「五輪という最高の大きな舞台で、集大成の演技ができるように頑張りたい。良い色のメダルがほしい」と、最大の力をつぎ込む考えだ。
「最後はスケート人生の中で一番良い演技をしたい」と、ソチ五輪後の現役引退に含みを持たせた発言も残しているが、どちらにせよ、競技人生最高の状態で五輪を迎える覚悟であることには違いない。

「すぐにスタートしなければいけない」とすでに来シーズンを見据える浅田。ソチ五輪のリンクで全開の“真央ちゃんスマイル”が見られるよう、浅田の五輪挑戦を静かに見守りたい。

<了>

スポーツナビ 2013年4月14日 12:38
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【浅田真央、五輪で「集大成の演技を」 引退に含み=会見コメント】



 フィギュアスケートの世界国別対抗戦2013・第3日は13日、東京・国立代々木競技場で行われた。
 女子フリースケーティングでは、ショートプログラム5位と出遅れた浅田真央(中京大)は、フリー117.97点、合計177.36点で順位変わらず5位だった。1位は鈴木明子(邦和スポーツランド)、2位、3位は米国の2人、アシュリー・ワグナーとグレイシー・ゴールドが入った。

 浅田はなんとか演技をまとめたものの、キレを欠く内容となった。「今までになく、体も呼吸も苦しい状態で滑った」という演技は、冒頭のトリプルアクセルの回転が途中で開きダブルアクセルに。また後半のダブルアクセル-3回転トゥループは2つ目が2回転になるなど、転倒こそないもののなんとか持ちこたえての状態だった。フリー『白鳥の湖』の見せ場、終盤のステップシークエンスでも疲れが見え、「最高の演技ではなかったです」と振り返った。

 また、来季へ向けては「五輪という最高の大きな舞台で、集大成の演技ができるように頑張りたい」と最大の力を尽くす。「引退」の言葉こそ口にしなかったものの、「自分のスケート人生での最高の演技をすることが目標」とも冷静な表情で言葉を重ねるなど、競技人生最高の状態で五輪を迎える覚悟を見せた。

 以下は、演技後の浅田のコメント。

■浅田真央「今までになく、体も呼吸も苦しい状態で滑った」

「今日はコンディションは悪くなかったし、いけるという気持ちで臨みました。トリプルアクセルは失敗してしまいましたが、それ以降は良い流れでジャンプも決まっていました。ただ、後半から脚と体に負担が来てしまって、自分の体をコントロールするのがすごく難しい状態でプログラムをずっと続けていた感じです。
 すごくきついプログラムではあるのですが、きつくなった原因は分かりません。ちょっと今までにないような、体も足も呼吸もすごい苦しい状態の中で後半はほとんど滑っていた感じでした。
 トリプルアクセルは練習ではまずまずだったので、そのままいこうと思っていました」

――今季最後のFSだったが?
「後半から体力が落ちてきてしまって自分の体を動かすのも大変な感じでやっていたので、最高の演技ではなかったです。SPもFSも大好きなプログラムなので、シーズンをすごく好きなプログラムで締めくくれたのはすごくうれしかったです。

――投げ込まれた花束を丁寧に拾っていたが?
「お花をたくさんいただいて、感謝の気持ちを込めて拾っていました」

――今シーズンの手応えは?
「自分のやるべきことは確実にできていると思うのですが、今日のような演技ではいけないと思うので、気持ちを切り替えて来シーズンに臨みたいと思っています」

――思い出に残っている大会は?
「四大陸選手権と世界選手権ですね。四大陸はSPでアクセルが跳べてすごくうれしかったです。世界選手権では3大会ぶりにメダルが取れましたし、自分の最高のレベルで(演技に)臨めたのが一番うれしいです」

――今シーズンは休養をはさんでスタートが少し遅かったと思うが?
「今年は五輪シーズンですぐにスタートしなければいけないので、ところどころ休息をして、また次のシーズンに臨みたいと思います」

――五輪シーズンに向けては?
「まず、新しいプログラムを作ることと、五輪という最高の大きな舞台なので、そこで自分の集大成の演技ができるように頑張りたいと思います。
 今の時点では五輪メダルよりも、自分のスケート人生での最高の演技をすることが目標。五輪に出られたら日本代表として出場するので、良い色のメダルがほしいと思っています。そのためには自分の最高のレベルで最高の演技をすることが、(頂点に近づくための)一歩なんじゃないかなと思います」

スポーツナビ 4月13日(土)21時15分配信
【浅田真央が来季限りでの引退を示唆 ソチ五輪が“集大成”「今はそのつもり」】



 フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が13日、今季の最終戦となった世界国別対抗戦終了後、ソチ五輪が行われる来季限りで第一線を退く意向を示した。

 銀盤に様々なドラマを刻み込んできた天才スケーターは、2014年ソチ五輪を「集大成」と位置づけて、悲願の金メダル獲得を目指す。

 競技終了後のインタビューで、「五輪という最高の舞台で、集大成として、いい演技ができるようにしたい。スケート人生で最高の演技をしたい」と打ち明けた。

 来季で競技生活を終えるのかと問われると、真央は「今はそのつもりです」と頷いた。

 この日は女子とペアのフリーが行われ、ペア不在が響いた日本は連覇を逃して3位。女子では、鈴木明子(邦和スポーツランド)が逆転で1位、真央は5位に終わった。

デイリースポーツ 4月13日(土)20時12分配信



【「今はそういう気持ち…」 浅田真央、ソチ五輪シーズンで引退表明】



 フィギュアスケート女子の浅田真央選手(22)=中京大=が13日、ソチ冬季五輪シーズンとなる来季限りで現役を引退する意向を明らかにした。東京・国立代々木競技場で行われている世界国別対抗戦のフリー演技後、「五輪を集大成としていい演技ができるようにしたい」と語った。

 表彰式の後に報道陣の取材に応じた浅田は「今はそういう(ソチ五輪で引退)気持ちです」と話した。2大会連続出場を目指しているソチ五輪に出場した場合、最後の五輪となる。

 日本女子のエース、浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に世界の第一線で活躍。15歳で初出場した2005年のグランプリファイナルで優勝。年齢規定で06年トリノ五輪には出場できなかったが、10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得。08年、10年と世界選手権も2度制している。

産経新聞 4月13日(土)20時26分配信



【真央、五輪で「最後の、最高の滑りを」】

 フィギュアスケート女子の浅田真央(22=中京大)が、来季限りでの引退表明から一夜明けた14日、世界国別対抗戦後の会見に臨んだ。

 引退意思についてあらためて「今年に入って徐々に思い始めた。ソチ(五輪)というすごく大きな舞台で、最後の、最高の滑りができるように。あと1年というか、もう1年もない。本当に短い中で、最終の全力を尽くせるんじゃないかなと思う。自分の思っていることをしっかり言って、応援してくれる人に伝えたかった」と話した。

日刊スポーツ 4月14日(日)13時15分配信



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ソチ五輪後に引退かもしれないと思ってはいたけれど、
やっぱりショックでした。
長く競技を続ける間にいろいろなことがありましたし、
身体も気力も限界でしょう。

昔は気楽に応援していたフィギュアスケートも、
この数年は疑惑の採点で嫌気が差してきていました。
でも真央選手のことは最後まで応援したいと思います。
ソチ五輪のシーズンが、真央選手にとって最高のシーズンになりますように。
1位 鈴木明子   199.58点(フリー133.02、技術点65.76、演技構成点67.26)
2位 A.ワグナー  188.60点(フリー128.83、技術点63.74、演技構成点65.09)
3位 G.ゴールド  188.03点(フリー127.05、技術点65.28、演技構成点61.77)
5位 浅田真央   177.36点(フリー117.97、技術点53.38、演技構成点64.59)

競技結果
得点詳細
ジャッジスコア

得点が出たとき、思ったより低かったのでびっくりしてしまいました。
ほとんどのジャンプで回転不足を取られ、演技構成点もいつもより抑えられている。
そんなに悪い演技とは思わなかったのですが…。
演技後の真央選手は今まで見たことがないほど疲れているようでした。
その疲れが演技に響いたのかもしれません。
世界選手権の1ヵ月後の国別対抗戦。
調整が難しかったのでしょうね。
【真央3回転半転倒で5位「形にならないまま跳んでしまった」】



 フィギュアスケートの世界国別対抗戦2013が11日、東京・国立代々木競技場で開幕した。

 初日の女子ショートプログラム(SP)では、鈴木明子(邦和スポーツランド)が66.56点の2位でスタート。一方、浅田真央(中京大)はトリプルアクセルの転倒などが響き59.39点の5位となった。トップはロシアのアデリナ・ソトニコワで67.13点。
 この結果、初日のチーム順位は、日本が合計47ポイントでトップに立った。

 今年手応えをつかんでいたトリプルアクセルでミスが出てしまった。6分間練習でも感覚がつかめず「形にならないまま跳んでしまったので、ああいうバラバラな状態になってしまった」と演技後に分析。ただ、失敗の原因をつかめたことで「フリーにつながれば」と前向きに語った。
 また、団体戦としては日本は初日首位ターン。あさって13日のフリーに向けて「フリーで自分もあっこちゃん(鈴木明子)も良い演技をして、チームに貢献できるように頑張りたい」と、団体戦連覇へ抱負を語った。

 以下は浅田真央のコメント。

■浅田真央「気持ちを切り替えてフリーに臨めたら」

「トリプルアクセルは6分間練習でなかなか良い感じのジャンプが跳べなくて、原因が分からないまま本番に臨んでしまったかなという感じです。緊張の中で、後ろに反りかえりながら跳んでしまいました。
 練習前のリズムもありますし、『これだったらいけるな』というジャンプが6分間練習で出ていれば『このままいければ大丈夫』という自信になると思うんですけど、(今回は)直前に1度も跳べないままで、半分くらいは『大丈夫かな?』という感じで(本番に)臨んでしまった。終わってから自分のアクセルの映像を見て原因が少し分かったので、それがフリーにつながれば良いなと思います」

――「映像を見て分かった」失敗の原因とは?

「とりあえず思いっきりいこうというのもありましたし、6分間練習で『どうなのかな』という感覚でいっていたのと両方があわさって、形にならないまま跳んでしまったので、ああいうバラバラな状態になってしまったのかなと」

――「楽しさ」がテーマのSPだったと思うが?

「このプログラムは楽しくて元気な曲なので、それをイメージして滑ったのですが、やはりジャンプでミスしてしまうと全体的に盛り上がりが落ちてしまうのは残念だなと思います。でも、前半を除けばほかの部分は満足しているので、気持ちを切り替えてフリーに臨めたら良いなと思います。
 今日は自分がチームの足を引っ張ってしまいましたが、女子ではあっこちゃん(=鈴木明子)が頑張ってくれて日本が1位。フリーで自分もあっこちゃんも良い演技をして、チームに貢献できるように頑張りたいと思います」

スポーツナビ 4月11日(木)21時9分配信
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