フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
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【真央、大トリ30番!現役続行も!?「終わってみないと分からない」】
◆ソチ冬季五輪第13日 ▽フィギュアスケート女子シングル(19日、アイスベルク・パレス) 19日(日本時間20日未明)に行われるフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が17日、会場のアイスベルク・パレスで行われ、日本代表の浅田真央(23)=中京大=は30人中30番目の最終滑走に決まった。悲願の金メダルへ集大成と位置づける大会が「最後の五輪か」と会見で聞かれた真央は、「まだ終わってみないと分からない」と告白した。女子フリーは20日(同21日未明)に行われる。
ついに最終決戦の時がやってきた。公式練習前の17日午前。出場選手が一堂に会した抽選会場に、白いニット帽をかぶった真央が到着した。数分前に来て着席していた金妍兒の前を素通り。2人は同じ列に座ったものの、真央が左端、ヨナが右端で視線を合わせなかった。
真央が引き当てたのは、緊張感が絶頂に達する最終滑走の30番。それでも真央は特に表情を変えず、「頑張ります」と笑顔。同日午後の日本女子の公式会見でも「どの順番でもいいように練習してきている。自分の演技に集中できるようにしたい」と平常心を強調した。
最終滑走の経験はあるが、再び完全アウェーの試練が訪れる。直前29番は地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)に決まった。真央は8日の団体戦SPでも新星ユリア・リプニツカヤ(15)=ロシア=の直後に演技。大歓声の余韻が残る中で「緊張した」と、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。SP今季自己最低の64・07点で3位に沈んだ。
真央は会見で「団体戦が終わってから自分の気持ちがコントロールできなかった」と打ち明けた。日本連盟が練習拠点を置くアルメニアの首都エレバンでの調整合宿でも、寒さなどもあって調子が上がらなかった。それでも、佐藤信夫コーチ(72)から「できる日もできない日もある。焦ったり、自分に対して怒るのではなく、しっかり受け止めて練習しなさい」と言われ、心が落ち着いた。
この日の昼にサブリンクで行った練習では3回転半を5回着氷。フリーに組み込む3回転フリップ―3回転ループも2回決めた。「不安のある中で(ソチに)入ってきたけど、昨日今日とすごくいい状態で練習できている」と手応えを取り戻した。
氷上のレジェンドたちの背中も追いかける。尊敬する選手を聞かれた真央は、92年アルベールビルで五輪では女子初のトリプルアクセルを成功させた「伊藤みどりさん」と答えた。04年に日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした同じ名古屋市出身の先輩について、「みどりさんが五輪で3回転半を跳んだのを、自分も受け継いでいけたらいい」と意欲。さらに「今回調子が上がらない中でもすごい演技を披露したプルシェンコ選手を尊敬してます」と、ロシアの“皇帝”もリストに載せた。
15歳のリプニツカヤは真央と同じ最終組の1番滑走で登場する。「若い選手がこれから引っ張っていくと感じているが、演技は自分との戦い。ソチはやりきったという思いで終わることが大事」。真央が有終のメダルへ突き進む。
◆真央のSP大トリ登場 10年バンクーバー五輪以降で、参加人数の少ないGPシリーズを除き、出場20人以上の規模で開催された五輪、世界選手権、四大陸選手権、全日本選手権では、昨年2月の四大陸選手権(大阪)だけで約1年ぶり。同大会のSPでは、2年ぶりにトリプルアクセルを成功して74・49点で首位発進。フリーもトップで合計205・45点と、国際試合では3度目の200点超えで優勝した。
スポーツ報知 2月18日(火)7時3分
【フィギュア女子「三つどもえ」 好調の真央、抜け出すか】
【ソチ=田中充】フィギュアスケート女子は19日(日本時間20日未明)にショートプログラム(SP)で幕を開ける。日本勢は17日、練習リンクで調整した。悲願の金メダルを狙う浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を続けて成功させるなど好調を維持。全日本女王の鈴木明子(邦和スポーツランド)と昨季の世界選手権4位で五輪初出場の村上佳菜子(中京大)も、得点源となる2連続3回転ジャンプを着氷させた。
今大会は浅田とバンクーバー五輪金メダリストの金妍児(韓国)、今季世界最高得点をマークした15歳のユリア・リプニツカヤ(ロシア)の「三つどもえ」で優勝を争う構図となりそうだ。
浅田は武器のトリプルアクセルを、フリーで当初の予定だった2本から1本に方針転換。代わりに組み込む連続3回転ジャンプは2009年の世界選手権を最後に成功していないが、ソチでの練習では何度も着氷させて調子は上向きだ。
今季はグランプリ(GP)シリーズのスケートアメリカ、NHK杯で2連勝しファイナルも連覇。SPは今季世界最高をマークしており、団体戦SPで転倒した3回転半を立て直し優位に立ちたい。フリーは成功すれば五輪で女子初となるアクセルを含む全6種類の3回転に挑む。
昨季の世界女王、金妍児は右足甲を痛めてGPシリーズを欠場したが、昨年12月の国際大会で復帰して優勝するなど回復。現地入り後も高難度の連続3回転を跳ぶなど動きは軽快で、浅田と同様に最後の五輪で史上3人目の連覇を狙う。
欧州選手権で今季世界最高得点を出し、史上最年少で優勝したリプニツカヤは、団体戦のSPとフリーでいずれも自己ベストを更新。地元の大歓声を背に、個人種目でも勢いを持続できるか。
鈴木は表現力に磨きがかかり、村上もミスなく滑れば表彰台に手が届く位置にいる。一昨年の世界女王のカロリナ・コストナー(イタリア)、全米女王のグレーシー・ゴールドもメダル争いに入ってきそうだ。
産経新聞 2月18日(火)7時55分
◆ソチ冬季五輪第13日 ▽フィギュアスケート女子シングル(19日、アイスベルク・パレス) 19日(日本時間20日未明)に行われるフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が17日、会場のアイスベルク・パレスで行われ、日本代表の浅田真央(23)=中京大=は30人中30番目の最終滑走に決まった。悲願の金メダルへ集大成と位置づける大会が「最後の五輪か」と会見で聞かれた真央は、「まだ終わってみないと分からない」と告白した。女子フリーは20日(同21日未明)に行われる。
ついに最終決戦の時がやってきた。公式練習前の17日午前。出場選手が一堂に会した抽選会場に、白いニット帽をかぶった真央が到着した。数分前に来て着席していた金妍兒の前を素通り。2人は同じ列に座ったものの、真央が左端、ヨナが右端で視線を合わせなかった。
真央が引き当てたのは、緊張感が絶頂に達する最終滑走の30番。それでも真央は特に表情を変えず、「頑張ります」と笑顔。同日午後の日本女子の公式会見でも「どの順番でもいいように練習してきている。自分の演技に集中できるようにしたい」と平常心を強調した。
最終滑走の経験はあるが、再び完全アウェーの試練が訪れる。直前29番は地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)に決まった。真央は8日の団体戦SPでも新星ユリア・リプニツカヤ(15)=ロシア=の直後に演技。大歓声の余韻が残る中で「緊張した」と、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。SP今季自己最低の64・07点で3位に沈んだ。
真央は会見で「団体戦が終わってから自分の気持ちがコントロールできなかった」と打ち明けた。日本連盟が練習拠点を置くアルメニアの首都エレバンでの調整合宿でも、寒さなどもあって調子が上がらなかった。それでも、佐藤信夫コーチ(72)から「できる日もできない日もある。焦ったり、自分に対して怒るのではなく、しっかり受け止めて練習しなさい」と言われ、心が落ち着いた。
この日の昼にサブリンクで行った練習では3回転半を5回着氷。フリーに組み込む3回転フリップ―3回転ループも2回決めた。「不安のある中で(ソチに)入ってきたけど、昨日今日とすごくいい状態で練習できている」と手応えを取り戻した。
氷上のレジェンドたちの背中も追いかける。尊敬する選手を聞かれた真央は、92年アルベールビルで五輪では女子初のトリプルアクセルを成功させた「伊藤みどりさん」と答えた。04年に日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした同じ名古屋市出身の先輩について、「みどりさんが五輪で3回転半を跳んだのを、自分も受け継いでいけたらいい」と意欲。さらに「今回調子が上がらない中でもすごい演技を披露したプルシェンコ選手を尊敬してます」と、ロシアの“皇帝”もリストに載せた。
15歳のリプニツカヤは真央と同じ最終組の1番滑走で登場する。「若い選手がこれから引っ張っていくと感じているが、演技は自分との戦い。ソチはやりきったという思いで終わることが大事」。真央が有終のメダルへ突き進む。
◆真央のSP大トリ登場 10年バンクーバー五輪以降で、参加人数の少ないGPシリーズを除き、出場20人以上の規模で開催された五輪、世界選手権、四大陸選手権、全日本選手権では、昨年2月の四大陸選手権(大阪)だけで約1年ぶり。同大会のSPでは、2年ぶりにトリプルアクセルを成功して74・49点で首位発進。フリーもトップで合計205・45点と、国際試合では3度目の200点超えで優勝した。
スポーツ報知 2月18日(火)7時3分
【フィギュア女子「三つどもえ」 好調の真央、抜け出すか】
【ソチ=田中充】フィギュアスケート女子は19日(日本時間20日未明)にショートプログラム(SP)で幕を開ける。日本勢は17日、練習リンクで調整した。悲願の金メダルを狙う浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を続けて成功させるなど好調を維持。全日本女王の鈴木明子(邦和スポーツランド)と昨季の世界選手権4位で五輪初出場の村上佳菜子(中京大)も、得点源となる2連続3回転ジャンプを着氷させた。
今大会は浅田とバンクーバー五輪金メダリストの金妍児(韓国)、今季世界最高得点をマークした15歳のユリア・リプニツカヤ(ロシア)の「三つどもえ」で優勝を争う構図となりそうだ。
浅田は武器のトリプルアクセルを、フリーで当初の予定だった2本から1本に方針転換。代わりに組み込む連続3回転ジャンプは2009年の世界選手権を最後に成功していないが、ソチでの練習では何度も着氷させて調子は上向きだ。
今季はグランプリ(GP)シリーズのスケートアメリカ、NHK杯で2連勝しファイナルも連覇。SPは今季世界最高をマークしており、団体戦SPで転倒した3回転半を立て直し優位に立ちたい。フリーは成功すれば五輪で女子初となるアクセルを含む全6種類の3回転に挑む。
昨季の世界女王、金妍児は右足甲を痛めてGPシリーズを欠場したが、昨年12月の国際大会で復帰して優勝するなど回復。現地入り後も高難度の連続3回転を跳ぶなど動きは軽快で、浅田と同様に最後の五輪で史上3人目の連覇を狙う。
欧州選手権で今季世界最高得点を出し、史上最年少で優勝したリプニツカヤは、団体戦のSPとフリーでいずれも自己ベストを更新。地元の大歓声を背に、個人種目でも勢いを持続できるか。
鈴木は表現力に磨きがかかり、村上もミスなく滑れば表彰台に手が届く位置にいる。一昨年の世界女王のカロリナ・コストナー(イタリア)、全米女王のグレーシー・ゴールドもメダル争いに入ってきそうだ。
産経新聞 2月18日(火)7時55分
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