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フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
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【真央「トリプルアクセルを2回入れたい」】



 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日が9日、東京・代々木第一体育館で行われ、女子SP首位の浅田真央(中京大)はフリースケーティングで136.33点の自己ベストをマークし、合計でもバンクーバー五輪で出した205.50点を更新する自己ベスト207.59点で優勝。NHK杯2連覇を達成するとともに、GPシリーズでも前回のスケートアメリカに続く連勝でGPファイナル出場を決めた。

 以下は演技後の浅田のコメント。

■浅田真央「『できるな』という自信があります」

「(バンクーバー五輪以来の自己ベスト更新だが?)今回終えてみて、SPもFSもスケートアメリカよりも1段も2段も階段を上がっているように感じるので、確実に以前の自分のレベルに近づいていると思います。自分の出来としてもレベルアップしているなと感じますし、3回転+3回転が入らなかったのは残念ですけど、スケートアメリカよりも練習通りにできているので良かったなと思います。SPはブラッシュアップをして手ごたえを感じていますし、FSはこれからブラッシュアップをするので、さらにレベルアップした『ラフマニノフ』を滑ることができると思います。(衣装も変えているが?)動きやすい衣装が良くて、デザインは前の衣装の方が好きなんですけど、重かったり動きにくかったりして、今回はしっかり技術をやりたいなと。動きやすくて、軽い衣装にしました。

(3アクセルについて?)絶対に跳びたいという思いがあったので、かなわなかったのは残念でしたけど、本当にあと一歩のところまで来ていると思うので、焦らずやっていければいずれできるんじゃないかなと思います。(どんな思いで滑った?)最後のステップは自分のスケーティング技術といまの力を全部出し切るという気持ちで滑っています。(次はGPファイナルだが?)ファイナルまで少し時間があるので、SPもFSもレベルアップした自分を見せられるようにしたいと思います。今回、SPはきれいにブラッシュアップして、さらに大好きな『ノクターン』になっています。技術も含めて評価をしていただけたことをうれしく思っていますし、それはフリーも同じです。フリーはまだまだ自分の目指している技術にまで達していないんですが、スケートアメリカよりはレベルアップしたと思うので、ファイナルでもまたレベルアップしたいです。(アクセル以外で足りないところは?)ファイナルか全日本選手権でトリプルアクセルを2回入れていきたいなと思っていて、先生には相談してあるので、まずはそれに向けてやっていきたいです。

 最初のトリプルアクセルはちょっと足がついちゃったなという感じだったんですけど、アクセル以外にも全体的に良かったなと。得点は気にしていなくて、(佐藤)信夫先生とも『スケートアメリカより上だったね』という話をしましたけど、特にはなくて全体的に良かったのは前向きになれるかなと思います。できたところはスケートアメリカよりはトリプルアクセルが良かったのと、ダブルアクセル+トリプルトゥループが決まったなというところです。全体的な滑りも、スケートアメリカでは守りのプログラムになってしまったんですけど、今日は滑りもリラックスして、最後までスピードが落ちなかったと思います。(前回のバンクーバー五輪よりも状態が良さそうだが?)3年間積み重ねてきたことや経験が生きているんだなと思います。まだまだこれから試合がありますけど、失敗しちゃうかもしれないし、自分でもそれは分からないです。(さらにどこをレベルアップしたい?)レベルアップはFSのほうではトリプルアクセルを2回入れられると思うし、アクセル2回やったら3回転+3回転を入れるかは考え中なんですけど、技術の面では自分は上を目指せるんじゃないかと思っています。あとはプログラム全体の滑りや流れとかだと思います。(順調にレベルアップしているのか?)今季は初戦からすごく良い状態なんですけど、練習や試合でも失敗することはあるし、自分としてはこんな感じのスピードで上がっていければいいと思います。

(トリプルアクセルを2回入れることについて)スケートアメリカの時、信夫先生と一緒に練習しているうちにアクセルの調子が良くなっていき、すごく簡単に跳べるようになっているので、これなら入れてもいいんじゃないかと話をしました。(入れられる手ごたえは?)80パーセントぐらいはできると思っています。ただまだ1度も練習はしたことがありません(笑)。練習していきたいと思います。自分ももっと上のレベルを練習していくのが楽しいですし、それを試合で決められたらもっと最高なので。自分としてはバンクーバーの時よりも調子が良いですし、『できるな』という自信があります。

(スピンの状態について)スピンはずっとレベル4を取れています。今日は1つ間違えてしまったんですが、全然問題はありません。自分でもまだまだ日々の練習でも修正をやってきて、ようやく滑りも固まってきたのはありますけど、気を緩めてはいけないと思っています。基礎は日々、気をつけていきたいなと思っています。(FSの手直しはどこで?)日本でやります。タチアナのアシスタントで今年振り付けをしてもらったザンナとやります」

スポーツナビ 11月9日(土)22時51分配信


【佐藤コーチ、真央の演技「総合的に良くなっている」】

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯第2日が9日、東京・代々木第一体育館で行われ、女子SP首位の浅田真央(中京大)はフリースケーティングで136.33点の自己ベストをマークし、合計でもバンクーバー五輪で出した205.50点を更新する自己ベスト207.59点で優勝。NHK杯2連覇を達成するとともに、GPシリーズでも前回のスケートアメリカに続く連勝でGPファイナル出場を決めた。

 以下は浅田を指導する佐藤信夫コーチのコメント。

■佐藤信夫コーチ「ジャンプの質はずいぶん良くなってきている」

「ポロポロとミスがあるので、決して満足できる状態ではないんですけど、いままでと比べれば滑れているかなと思うので、それは良かったです。あと少し正確にやれればいいなと思っています。(求めるスピードには足りていない?)もう少し何とか後ろから追っかけていきたいです。(トリプルアクセルは?)練習も平均的に高まってきていますし、あとちょっとできればいいなと思うんですけど、力が入ってしまうんですね。ほんのわずかなんですけど、振られてしまう。もう少し時間かけてやっていきたいです。練習と試合の差ですね。(GPに向けては?)今後も特別に『こういうところ』というのはないと思うんです。どこまでも平均的にいまのものをもう少し習熟するというか、繰り返しやっていきたいです。ジャンプの質はずいぶん良くなってきていると思います。これももう少しブレが少なくなるように頑張ってもらいたいですね。

(ここ3大会、ダブルアクセル+トリプルトゥループからのトリプルサルコウのところがうまく決まる機会が少ないと感じるが?)もうちょっと練習する以外にないと思います。どこまでもあきらめず、根気強く、しつこくやりたいと思っています。(浅田選手が演技後、笑顔で戻ってきたときに何を話した?)『足ついちゃった』と(笑)。『しょうがないね』と言いました。(ジャンプにミスが出ても点数が良いのは?)私の側からすると、滑りが良くなっていると思いたいんですけど、それだけではなくて、音楽の表現なんかも柔らかく、音楽がよく聞き取れるように変わってきているから、総合的に良くなっているのかなと思います。(点数について驚きは?)点数のことをあまり考えていないんです。技術的なことをどこまでできるかということに私の気持ちは偏っていますので、なんでもかんでも最近は数字に変わってきていて『正確だ』と言われますが、その時の雰囲気なんかですべてが正確に出るわけではないので、それは受け入れるというふうにしています。

(スピードに関しては?)ずいぶん良くなってきていると思います。(トリプルアクセルの精度を上げるための課題は?)いまの彼女の体力に一番合ったスピードで行かなければいけないと思っています。本番になると興奮状態になって、練習の時より早いスピードで入っているから、やっぱり振られてしまう。原因としてはそこが一番大きいと思います。だから興奮状態の中でも平常と同じ力を使えるようにしたいと思います」

スポーツナビ 11月9日(土)23時12分配信
【浅田真央、自己最高得点V フィギュアNHK杯】


 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯第2日は9日、東京・代々木競技場で女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリー1位の136・33点を出し、自己最高の合計207・59点で2季連続4度目の優勝を飾った。GPシリーズの通算優勝回数(GPファイナルを含む)を日本勢最多の13とし、12月のGPファイナル(マリンメッセ福岡)出場権を得た。SP2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は合計179・32点で総合3位となり、シニアのGPシリーズデビュー戦の宮原知子(大阪・関大高)は5位だった。

 男子フリーは、SP首位の高橋大輔(関大大学院)がフリー1位の172・76点を出し、合計268・31点で2季ぶり5度目の優勝を果たした。GP通算9勝目。SP3位の織田信成(関大大学院)が2位に入り、同5位の無良崇人(たかひと)(岡山国際スケートリンク)は6位だった。

 ペアはタチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)が合計236・49点で優勝した。高橋成美、木原龍一組(木下ク)は合計136・13点で最下位の8位だった。

 アイスダンスのショートダンス(SD)は昨季世界選手権優勝のメリル・デービス、チャーリー・ホワイト(米)が73・70点でトップに立った。日本代表のキャシー・リード、クリス・リード(木下ク)は51・91点で8組中7位。

朝日新聞デジタル 11月9日(土)17時49分配信


【高橋・真央アベックV…ソチへ向け仕上がり順調】



 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は9日、東京・代々木体育館で男女フリーが行われ、男子は高橋大輔(関大大学院)、女子は浅田真央(中京大)が制した。

 日本勢がアベック優勝を飾り、来年2月のソチ五輪へ向け、順調な仕上がりを見せた。

 前日のショートプログラム(SP)で首位に立った高橋はフリーもトップで、今季世界最高の合計268・31点をマークし、2年ぶりの優勝。浅田もSP、フリーともに首位で、今季世界最高の207・59点でGPシリーズ今季2勝目を挙げ、12月に福岡で行われるGPファイナル進出を決めた。

読売新聞 11月9日(土)21時1分配信


【真央 自己最高得点でV!ソチへ「いい感じで進んでいる」】

 バンクーバー五輪で記録した205・50を上回る207・59点。自己最高得点を更新した浅田真央だが、フィニッシュ直後は悔しそうな表情を見せた。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転ジャンプ)でSPに続いてフリーでも惜しくも両足着氷で回転不足。3―3回転は3―2回転になった。高得点には「うれしいです」としながらも、「きょう、決めたいと思っていたんですが、(足を)ついてしまって残念な気持ち」と語った。

 それでも目標のひとつだったダブルアクセル―3回転トーループには成功したこともあり「(10月の)スケートアメリカの時より確実に一段二段と上れているので安心した。バンクーバーの時とくらべると、いい感じで進んでいる」と表情は明るかった。

 ジャンプで細かいミスが出たが「最後は力を振り絞ってステップした」という言葉にも見られるように、それを上回るスケーティング、表現力のレベルアップが得点につながった。この日の優勝で、GPファイナル(12月・福岡)進出が決定、五輪代表入りに一歩前進した。だが「GPファイナルでは五輪に関係なくレベルアップした姿を見せられるように頑張る」とキッパリ。自分の満足できたスケーティングでできた時、それが五輪へ、そして悲願金メダルにつながると信じている表情だった。

 ▼佐藤信夫コーチの話 (浅田は)決して満足はできないが、今までと比べると元気よくパワフルに滑れるようになった。ジャンプの質も随分良くなったと思う。

スポニチアネックス 11月9日(土)21時35分配信
1位 浅田真央   207.59点(フリー136.33、技術点66.10、演技構成点70.23)
2位 E.ラジオノワ 191.81点(フリー128.98、技術点67.28、演技構成点61.70)
3位 鈴木明子   179.32点(フリー113.29、技術点50.62、演技構成点63.67、減点1)

競技結果
得点詳細
ジャッジスコア

トリプルアクセルは両足着氷になり回転不足と判定されてしまいましたが、
自己ベスト更新で優勝です!
トリプルサルコウが2回転になった以外は目立ったミスもなく、
ステップは圧倒されてしまうほど迫力があり感動しました。
完璧な演技をしたら何点出るのか、楽しみですね。
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