フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【浅田 歓喜の3回転半ジャンプ】
「代名詞」の復活が心からの喜びとなって表れた。浅田が、11年2月の4大陸選手権(台北)以来となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた。「うれしくてやってしまった」。演技後、珍しくガッツポーズまで飛び出した。
冒頭でのチャレンジ。緊張感は漂っていた。全日本選手権でも練習では跳べていた。だが、佐藤コーチから「曲を流して練習していない」と、本番ではストップがかかる。全日本選手権後は音楽に合わせて流れの中で跳ぶことに努めた。今大会も公式練習では何度もうまく着氷。ただ、「本番はやってみないと分からない」という不安を抱えながらも練習通りのジャンプで見事に決めた。
最大の武器が近年は不調続き。今季はあえてプログラムから外し、表現力に磨きをかけた演技で4戦4勝の負け知らず。それでも「喜びは半分」と、3回転半へのこだわりは強かった。
「質は確実に良くなっている」と手応えを感じる浅田。以前は力みからジャンプするまでに時間がかかっていたが、今は軽やかに速く跳べている。
フリーではトリプルアクセルに、3-3回転連続ジャンプも加わる。「今できる最高のレベル。自分に負けないように攻めたい」。ソチ五輪まであと1年を切る中、エースの進化は頼もしい。【藤田健志】
毎日新聞 2月9日(土)19時45分配信
【佐藤コーチ 真央3A成功にガッツポーズ「守りに入るなと」】
◇フィギュアスケート四大陸選手権第2日女子SP(2013年2月9日 大阪市中央体育館)
浅田がトリプルアクセルを着氷した瞬間、佐藤信夫コーチ(71)が腰を落として両拳を握りしめ、妻の久美子コーチ(65)は両手を天に突き上げた。
2年ぶりの大技成功。信夫コーチは「“守りに入るな”と言って送り出した。トリプルアクセルは良かった」と安どの笑みを浮かべた。バンクーバー五輪後の10―11年シーズンから指導し、昨季はトリプルアクセルへのトライをめぐって、浅田と意見が分かれた。コーチの制止を振り切って試合で挑み、失敗に終わったケースもあった。今季は大技を封印してシーズンをスタートしたが、今大会でついにGOサイン。「決してバクチでやらせたわけじゃない。本番になると普段以上の力が出る。うまくすれば、いけるという思いがあった」と振り返っていた。
スポニチアネックス 2月10日(日)7時1分配信
【真央、2年ぶりアクセル成功で首位!】
◆フィギュアスケート 四大陸選手権第2日(9日・大阪市中央体育館) 真央スマイル全開だ! トリプルアクセル完全復活だ! 女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央(22)=中京大=は今季初めて挑んだ大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、今季世界最高の74・49点で首位に立った。3回転半を試合で決めたのは、11年2月の四大陸選手権(台北)のフリー以来2年ぶり。3月の世界選手権(カナダ)、1年後のソチ五輪での悲願の金メダルを目指し、大きな一歩を踏み出した。2位に鈴木明子(27)=邦和スポーツランド=、3位に18歳の村上佳菜子(中京大中京高)が続き日本勢の表彰台独占も見えてきた。
会場が息を潜めて見守る緊張の中で、歓喜の瞬間が訪れた。演技の冒頭、今季初めて解禁した3回転半。真央は助走の勢いに乗って前向きに踏み切り、高く速い回転で流れるように着氷した。基礎点に出来栄えの加点が付くほど完ぺきなジャンプで、公式戦では2年ぶりの成功。演技後は手をパチッとたたき、両手でガッツポーズを作った。
「ガッツポーズはあまりしたくなかったけど、拍手じゃ足りなくて、やっちゃいました。今年はアクセルを試合で跳ぶと言ってきたので、成功できてうれしい」。09年4月の世界国別対抗で出したSP自己最高の75・84点には届かなかったが、10年2月のバンクーバー五輪以降では最高の高得点。真央スマイルで久々に派手に喜びを表現した。
軽快なジャズの「アイ・ガット・リズム」に乗って、攻める気持ちを貫いた。慎重派の佐藤信夫コーチ(71)も「守りに入るな」と送り出した。最も進化したのは踏み切りだ。真央は「入る時の流れやタイミングが自分のものになってきた」と力を込める。バンクーバー五輪前後は助走が前傾姿勢になり、スピードが落ちて踏み切るタイミングが合わなかった。だが、佐藤コーチと滑りの基礎からやり直し、スピードスケートのように上下動の少ないフォームが完成。助走のスピードもアップし、「あまり(ためを作って)待たずに跳べている」とスムーズに踏み切れるようになった。
「最大の武器」と公言し、代名詞となった3回転半。バンクーバー五輪ではSPで1、フリーで2の合計3回を決める史上初の快挙を達成したが、精度に違和感を感じていた。そこで五輪後は佐藤コーチの門をたたき、すべてのジャンプを基礎から修正した。だが、結果が出ず、初めて滑る意欲を失った。佐藤コーチは「今季が近づいても3回転半を跳びたがらなかった」と明かす。今季前半は3回転半を外し、練習を本格的に再開したのは昨年末の全日本選手権前。だが「長く離れていたことで悪い癖がなくなった。ジャンプの質が良くなった」と逆に無駄な力が抜け成功につながった。
金妍兒(22)=韓国=が昨年末の復帰戦で出した72・27点も超えた。「今日の出来は次につながる。明日も強い気持ちで臨みたい」。武器を取り戻した真央が金メダルに向けて加速する。
スポーツ報知 2月10日(日)7時5分配信
【「SPは最高のレベル」…真央に聞く】
◆フィギュアスケート 四大陸選手権(9日・大阪市中央体育館)真央スマイル全開だ! トリプルアクセル完全復活だ! 女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央(22)=中京大=は今季初めて挑んだ大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、今季世界最高の74・49点で首位に立った。3回転半を試合で決めたのは、11年2月の四大陸選手権(台北)のフリー以来2年ぶり。3月の世界選手権(カナダ)、1年後のソチ五輪で悲願の金メダルを目指し、真央が大きな一歩を踏み出した。
◆真央に聞く
―全日本選手権からどういう気持ちできたか。
「全日本(の公式練習)では(トリプルアクセルの調子は)良かったけど、練習不足だったので、次の試合(四大陸選手権)で跳ぶという思いが強くなった。全日本後は毎日、曲をかけて攻めのプログラムで練習してきた」
―ジャンプ成功は、復活か進化か。
「今のトリプルアクセルは、昔のような簡単なものに戻ってきてる。バンクーバー五輪(シーズン)の時にアクセルが跳べなくて苦しい思いをした。(11~)12年シーズンも回転が足りなかったり、完璧に跳べないことがあった。それから、長くやってなかった時間もあったので、(技術面での)悪い癖が出なくなったと思う」
―SPの改善点とフリーへ向けて。
「このSPは、今自分のできる最高のレベル。ジャンプも表現も良くできたし、今日以上のものを出せるように頑張っていきたい」
スポーツ報知 2月10日(日)7時5分配信
「代名詞」の復活が心からの喜びとなって表れた。浅田が、11年2月の4大陸選手権(台北)以来となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた。「うれしくてやってしまった」。演技後、珍しくガッツポーズまで飛び出した。
冒頭でのチャレンジ。緊張感は漂っていた。全日本選手権でも練習では跳べていた。だが、佐藤コーチから「曲を流して練習していない」と、本番ではストップがかかる。全日本選手権後は音楽に合わせて流れの中で跳ぶことに努めた。今大会も公式練習では何度もうまく着氷。ただ、「本番はやってみないと分からない」という不安を抱えながらも練習通りのジャンプで見事に決めた。
最大の武器が近年は不調続き。今季はあえてプログラムから外し、表現力に磨きをかけた演技で4戦4勝の負け知らず。それでも「喜びは半分」と、3回転半へのこだわりは強かった。
「質は確実に良くなっている」と手応えを感じる浅田。以前は力みからジャンプするまでに時間がかかっていたが、今は軽やかに速く跳べている。
フリーではトリプルアクセルに、3-3回転連続ジャンプも加わる。「今できる最高のレベル。自分に負けないように攻めたい」。ソチ五輪まであと1年を切る中、エースの進化は頼もしい。【藤田健志】
毎日新聞 2月9日(土)19時45分配信
【佐藤コーチ 真央3A成功にガッツポーズ「守りに入るなと」】
◇フィギュアスケート四大陸選手権第2日女子SP(2013年2月9日 大阪市中央体育館)
浅田がトリプルアクセルを着氷した瞬間、佐藤信夫コーチ(71)が腰を落として両拳を握りしめ、妻の久美子コーチ(65)は両手を天に突き上げた。
2年ぶりの大技成功。信夫コーチは「“守りに入るな”と言って送り出した。トリプルアクセルは良かった」と安どの笑みを浮かべた。バンクーバー五輪後の10―11年シーズンから指導し、昨季はトリプルアクセルへのトライをめぐって、浅田と意見が分かれた。コーチの制止を振り切って試合で挑み、失敗に終わったケースもあった。今季は大技を封印してシーズンをスタートしたが、今大会でついにGOサイン。「決してバクチでやらせたわけじゃない。本番になると普段以上の力が出る。うまくすれば、いけるという思いがあった」と振り返っていた。
スポニチアネックス 2月10日(日)7時1分配信
【真央、2年ぶりアクセル成功で首位!】
◆フィギュアスケート 四大陸選手権第2日(9日・大阪市中央体育館) 真央スマイル全開だ! トリプルアクセル完全復活だ! 女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央(22)=中京大=は今季初めて挑んだ大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、今季世界最高の74・49点で首位に立った。3回転半を試合で決めたのは、11年2月の四大陸選手権(台北)のフリー以来2年ぶり。3月の世界選手権(カナダ)、1年後のソチ五輪での悲願の金メダルを目指し、大きな一歩を踏み出した。2位に鈴木明子(27)=邦和スポーツランド=、3位に18歳の村上佳菜子(中京大中京高)が続き日本勢の表彰台独占も見えてきた。
会場が息を潜めて見守る緊張の中で、歓喜の瞬間が訪れた。演技の冒頭、今季初めて解禁した3回転半。真央は助走の勢いに乗って前向きに踏み切り、高く速い回転で流れるように着氷した。基礎点に出来栄えの加点が付くほど完ぺきなジャンプで、公式戦では2年ぶりの成功。演技後は手をパチッとたたき、両手でガッツポーズを作った。
「ガッツポーズはあまりしたくなかったけど、拍手じゃ足りなくて、やっちゃいました。今年はアクセルを試合で跳ぶと言ってきたので、成功できてうれしい」。09年4月の世界国別対抗で出したSP自己最高の75・84点には届かなかったが、10年2月のバンクーバー五輪以降では最高の高得点。真央スマイルで久々に派手に喜びを表現した。
軽快なジャズの「アイ・ガット・リズム」に乗って、攻める気持ちを貫いた。慎重派の佐藤信夫コーチ(71)も「守りに入るな」と送り出した。最も進化したのは踏み切りだ。真央は「入る時の流れやタイミングが自分のものになってきた」と力を込める。バンクーバー五輪前後は助走が前傾姿勢になり、スピードが落ちて踏み切るタイミングが合わなかった。だが、佐藤コーチと滑りの基礎からやり直し、スピードスケートのように上下動の少ないフォームが完成。助走のスピードもアップし、「あまり(ためを作って)待たずに跳べている」とスムーズに踏み切れるようになった。
「最大の武器」と公言し、代名詞となった3回転半。バンクーバー五輪ではSPで1、フリーで2の合計3回を決める史上初の快挙を達成したが、精度に違和感を感じていた。そこで五輪後は佐藤コーチの門をたたき、すべてのジャンプを基礎から修正した。だが、結果が出ず、初めて滑る意欲を失った。佐藤コーチは「今季が近づいても3回転半を跳びたがらなかった」と明かす。今季前半は3回転半を外し、練習を本格的に再開したのは昨年末の全日本選手権前。だが「長く離れていたことで悪い癖がなくなった。ジャンプの質が良くなった」と逆に無駄な力が抜け成功につながった。
金妍兒(22)=韓国=が昨年末の復帰戦で出した72・27点も超えた。「今日の出来は次につながる。明日も強い気持ちで臨みたい」。武器を取り戻した真央が金メダルに向けて加速する。
スポーツ報知 2月10日(日)7時5分配信
【「SPは最高のレベル」…真央に聞く】
◆フィギュアスケート 四大陸選手権(9日・大阪市中央体育館)真央スマイル全開だ! トリプルアクセル完全復活だ! 女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央(22)=中京大=は今季初めて挑んだ大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、今季世界最高の74・49点で首位に立った。3回転半を試合で決めたのは、11年2月の四大陸選手権(台北)のフリー以来2年ぶり。3月の世界選手権(カナダ)、1年後のソチ五輪で悲願の金メダルを目指し、真央が大きな一歩を踏み出した。
◆真央に聞く
―全日本選手権からどういう気持ちできたか。
「全日本(の公式練習)では(トリプルアクセルの調子は)良かったけど、練習不足だったので、次の試合(四大陸選手権)で跳ぶという思いが強くなった。全日本後は毎日、曲をかけて攻めのプログラムで練習してきた」
―ジャンプ成功は、復活か進化か。
「今のトリプルアクセルは、昔のような簡単なものに戻ってきてる。バンクーバー五輪(シーズン)の時にアクセルが跳べなくて苦しい思いをした。(11~)12年シーズンも回転が足りなかったり、完璧に跳べないことがあった。それから、長くやってなかった時間もあったので、(技術面での)悪い癖が出なくなったと思う」
―SPの改善点とフリーへ向けて。
「このSPは、今自分のできる最高のレベル。ジャンプも表現も良くできたし、今日以上のものを出せるように頑張っていきたい」
スポーツ報知 2月10日(日)7時5分配信
PR
この記事にコメントする