フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
フィギュアスケート四大陸選手権から一夜明けた11日、会場となった大阪市中央体育館で会見が開かれ、自己ベストに迫る200点超えのハイスコアで3季ぶり3度目の優勝を飾った浅田真央(中京大)、自己ベストで2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)、同じく自己ベストで3位だった村上佳菜子(中京大中京高)が出席。それぞれ2日間の振り返りと、3月13日(現地時間)からカナダで開幕する世界選手権への意気込みを語った。
まだ大阪らしいものは食べていないが、昨晩はさっそく焼肉を食べて喜びを分かち合ったという浅田。解禁したトリプルアクセルが完璧に決まったショートプラグラム(SP)は「自分でこういう演技ができたら良いなと想像していたものができた」と、あらためてSPの満足感を語った。
一方で、トリプルアクセル、3回転フリップ-3回転ループの高難度技で回転不足があったフリースケーティング(FS)も含めて「まだ伸びしろがたくさんある。次の試合までに修正して、もっと伸ばしていきたい」と、世界選手権までの残り1カ月間でさらなるレベルアップにも意欲十分。世界選手権は来年行われるソチ五輪の日本代表枠の数が決まる大会でもあるが、ひと足早く五輪行きを決めた女子アイスホッケー代表の話題にも触れ、「早く決まっていいなという思いと、自分もソチに行きたいと強く思いました」と、2度目の五輪出場へ気持ちを新たにした。
不振脱出を強く印象付けた鈴木は「まずはホッとしています。自分の気持ちをようやく少しコントロールできて滑れたかなと思います」と安堵(あんど)の表情。今回をきっかけに「引き続き一つ一つ練習して、さらに良いプログラムで終えられるよう、焦らずにやっていきたい」と世界選手権への抱負を語った。
また、村上は「3人で表彰台に上がることができて、すごくうれしかった。SPも自信になりました」と大きな笑顔。今後はFSで見つかった課題の修正に取り組み、「世界選手権では足を引っ張らないよう、五輪出場枠の3枠を取れるように頑張りたい」と力強く誓った。
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