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フィギュアスケーターの浅田真央さんを応援するブログ
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【長かった4分間=浅田、大技失敗で崩れる】



 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が抜けて1回転半になり、全てが崩れた。浅田のフリーはジャンプがまともに入らず、4分間は長かった。2年ぶりの制覇を目指した戦いは、失意の6位。「何をしていたのかなという感じ」。表情はうつろだった。
 現地入りしてから調子を落とした。大技は公式練習でもほとんど決まらず、SPでも回転不足。「調子が上がらず、気持ちが動揺してしまったかもしれない」と確かな自信はなかったが、世界選手権のために調整してきたから、外せなかった。 こだわる気持ちは、佐藤信夫コーチも大切にしている。「日本での練習で調子が良かったので、取り上げるのはなかなか(難しい)。何とかしてやりたかった」と、浅田の意志を受け入れた。
 公式練習からまずまずだったフリップ―ループの連続3回転は、入れなかった。この連続ジャンプも大きな得点源になり得るが、トリプルアクセルを優先。大技への思いが強過ぎて失敗が尾を引き、連鎖的に演技が崩れた。「力を全然出し切れていない」と振り返ったが、こだわっている大技だけでなく、幅を広げたジャンプや高い表現力を、もう少し信じられればよかったかもしれない。(ニース時事)。 

時事通信 4月1日(日)10時15分配信



【浅田、6ジャンプ失敗「力出し切れず」】



フィギュアスケート世界選手権(フランス)最終日

 ◇浅田真央6位

 2季ぶりの女王復帰を狙った浅田だったが、本調子とは程遠い内容だった。冒頭は予告通りトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んだが、全くタイミングが合わず1回転半に。計六つのジャンプを失敗し、予定通りに決めたのは、3回転フリップ-2回転ループ一つだけだった。「力を全然出し切れず、何をしてたのかなという感じ」と浅田。

 渡航前、日本では3回転半の調子がよく、「ほぼクリーンなところまでいっていた」(佐藤信夫コーチ)。だが、現地入りしてから急に調子が落ち、浅田は「跳ぶ感覚を全く失ってしまった」と言う。スケーティングに伸びがなく、スピードも明らかに遅かった。

 「(3回転半を)取り上げたら、テンションが下がってしまう。何とかしてあげたいと思ったけど、難しかった」と佐藤コーチ。昨年12月に母匡子さんを亡くしたことから、「いろんな意味で、いろんな重圧があったことは間違いない」と浅田を思いやる。「何も考えられない」と話す浅田の心を解きほぐすには、しばらく時間がかかりそうだ。【芳賀竜也】

毎日新聞 4月1日(日)15時37分配信



【浅田は昨年と同じ6位に「なかなかうまくいかないな」】

 タイミングが全く合わなかった。浅田がSPに続いて挑んだフリーのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。1回転半しか跳べず、完全な失敗に「力を出し切れなかった」。昨年と同じ6位に沈み、元気なく答えた。

 復調のきっかけを最後までつかめなかった。国内練習での好調さがうそのように、ニースに入ってから調子は急下降。公式練習でも一度も決められず、本番での成功は極めて難しい状況だった。

 最後は佐藤信夫コーチも「力みがあって、力が入りすぎていた。ただ、ここまで一生懸命やっているものを取り上げたら、モチベーションも下がる」と本人の意思を尊重するしかなかった。

 ほかに5つのジャンプでもミスを連発した。2大会ぶりの世界女王復帰を逃した今季を振り返って、「なかなかうまくいかないな」と心境を明かし、「来季どうしたいのか、しっかり見つけることが大切だと思う」。21歳の完全復活はソチ五輪前年の来季以降に持ち越された。(田中充)

産経新聞 4月1日(日)17時39分配信
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