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【真央2度目の五輪へ、男子代表には羽生、町田、高橋が選出】
日本スケート連盟は23日、来年2月に開催されるソチ五輪の日本代表選手を発表した。男子シングルは羽生結弦(ANA)、町田樹(関西大学)、高橋大輔(関西大大学院)、女子シングルは鈴木明子(邦和スポーツランド)、浅田真央(中京大学)、村上佳菜子(中京大)のそれぞれ3人が代表入りした。また、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下クラブ)が代表。ペアは、高橋成美、木原龍一組(木下クラブ)が団体戦メンバーとして選ばれた。
<フィギュアスケート・ソチ五輪代表メンバー>
■男子
・羽生結弦(ANA) 初出場
・町田樹(関西大) 初出場
・高橋大輔(関西大大学院) 3大会連続3度目 ※06年トリノ五輪8位、10年バンクーバー五輪銅メダル
■女子
・鈴木明子(邦和スポーツランド) 2大会連続2度目 ※10年バンクーバー五輪8位
・浅田真央(中京大) 2大会連続2度目 ※10年バンクーバー五輪銀メダル
・村上佳菜子(中京大) 初出場
■アイスダンス
・キャシー・リード、クリス・リード組(木下クラブ) 五輪2大会連続2度目 ※10年バンクーバー五輪17位
■ペア(団体戦)
・高橋成美、木原龍一組(木下クラブ) 初出場
スポーツナビ 12月23日(月)21時43分配信
【ジャンプ不発で3位の真央「この悔しさを次の試合に」】
フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権が23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、前日のショートプログラム(SP)トップの浅田真央(中京大)は、トリプルアクセル2本に挑戦したが不発に終わり、フリー126.49点、総合199.50点で3位に終わった。
直前の練習でも両足着氷となったトリプルアクセル。「自分が目指しているレベルはアクセル2回」と浅田が語るように、こだわって挑戦したトリプルアクセルだったが、冒頭のトリプルアクセルはオーバーターン、続いてのアクセルは1回転となった。「自分がどうして跳べなかったか分からない」と演技後は不安を口にした。
しかし、浅田は前を向く。「この悔しさを次の試合にぶつけられるようにもう一度気持ちを切り替えて、この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたいです」。代表入りが濃厚のソチ五輪へ向けて残り時間は少ないが、「いまやっているプログラムを成功させることが最終的な目標」と、あくまで浅田は自身のプログラムの完成を目指す。浅田の理想の演技、その実現が五輪での金メダルに続くはずだ。
以下は浅田の演技後のコメント。
■「この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたい」
「朝の公式練習から良いアクセルが跳べなくて、どこいったのかなという感じで本番に臨んだ感じです。(原因は?)自分がどうして跳べなかったか分からないです。今後成功させるためには、これから練習して確率を上げていくことが成功への道だと思います。(ソチに向けて戦略変える?)戦略もないです。自分がいまやっているプログラムを成功させることが最終的な目標です。(佐藤信夫コーチとお話したことは?)信夫先生はアクセルに関しては『いまのままでいい』と言っていました。自分もそのつもりでやりました。(挑戦することのほうが大事?)自分としてはこれが当たり前というふうにしたいので、チャレンジとかではなく、これが自分のベースのプログラムだと思っています。
(点数をつけるとしたら?)う~ん、今日は自分が目指しているレベルで臨むつもりだったんですけど、何個かミスをしてしまったので、得点でつけるとちょっと分からないですね。でも半分以下かなと。自分が目指しているレベルはアクセル2回なので、それが一番大きなパーセンテージを占めています。(次の試合までにどう立て直す?)もうやるだけですね。バンクーバーのときと同じようにいまの時点でベストを出せなかったことは何度もあるので、この悔しさを次の試合にぶつけられるようにもう一度気持ちを切り替えて、この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたいです。
(トリプルアクセルがうまくいかなかったあと気持ちを切り替えられた?)アクセルが失敗しても次のエレメンツに集中していました。体力的にもそこまでパワフルでもなかったと思います。(頑張り続けられたのは)最後の最後まで滑り切ることがやることなので、練習してきたことを最後まで力を出すことが当たり前になっています」
スポーツナビ 12月23日(月)20時55分配信
【真央、トリプルアクセル2度失敗で「悔しい」…ソチでの雪辱誓う】
「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日・さいたまスーパーアリーナ)
ソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねて女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が合計215・18点で初優勝。2010年バンクーバーに続く2大会連続の五輪代表入りを決めた。2位は村上佳菜子(中京大)=2020・52点=、3位は浅田真央(中京大)=199・50点=。なお、村上も浅田も五輪出場を決めた。
前日のショートプログラム(SP)で首位発進となったエース・浅田は、大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳ぶチャレンジ。しかし、冒頭のトリプルアクセルの着氷で大きくぐらつき、なんとか持ちこたえたものの、ダメージはぬぐえなかった。
浅田は2度目のトリプルアクセルを回避せず、果敢に挑戦したが、失敗。演技後は悔しそうな表情をこらえきれなかった。
会見では、「自分が目指してた演技ができなかったので、悔しいです」と唇をかみしめ、第一声。「自分が目指してたプログラムの半分いかないぐらいの出来だったと思う」と悔しさを隠さず、「全日本で感じた悔しさを忘れないで、次の試合にその気持ちをぶつけていきたいと思います」とソチ五輪での雪辱を誓った。
トリプルアクセルに2回挑戦したことについて、「1回目が決まってれば2回目は分からなかった。なので(1回目を失敗したので)2回目も挑戦しようと思った」と話し、トリプルアクセルへのを強いこだわりをみせた。
デイリースポーツ 12月23日(月)21時43分配信
【鈴木が初優勝、五輪切符決めた!真央は得点伸びず3位】
フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権が23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、前日のショートプログラム(SP)で2位だった鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリー144.99点、総合215.18点で初優勝を飾り、ソチ五輪代表入りを決めた。SPトップで、グランプリファイナル優勝の浅田真央(中京大)は、トリプルアクセル2本に挑戦したが不発に終わり、フリー126.49点、総合199.50点で3位に終わった。2位には村上佳菜子(中京大)がフリー135.10点、総合202.52点で入った。「ママ」で五輪出場を目指した元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスFSC)はフリー106.25点、総合171.12点で7位に終わった。
鈴木は、冒頭のトリプルフリップからの3連続ジャンプなどすべてのエレメンツを完璧に決める会心の演技で、200点超えとなる高得点をたたき出し、浅田を逆転。一方の浅田は冒頭のトリプルアクセルはオーバーターン、続いてのアクセルは1回転となるなど、波に乗れず、他の選手が高得点を連発する中、得点を伸ばせなかった。
逆転表彰台を目指した安藤だったが、トリプルサルコウが1回転になるなど乱れてしまい、五輪代表入りへ最低限となる3位以内には届かなかった。
なお、このあと、フィギュアスケートの五輪代表が日本スケート連盟から発表される。
スポーツナビ 12月23日(月)20時11分配信
◆フィギュアスケート 全日本選手権第2日(22日・さいたまスーパーアリーナ) 来年2月のソチ五輪代表3人を決める最終選考会を兼ね、女子のショートプログラム(SP)を行い、4月の女児出産を経て3大会連続代表入りに挑んだ、安藤美姫(26)=新横浜プリンスク=は64・87点の5位と大きく出遅れた。優勝以外はソチ行きはない状況だが、安藤は3季ぶり全日本の大舞台でのほぼノーミス演技に感無量の涙。23日のフリーで現役最後の滑りに挑む決意を見せた。代表入りがほぼ確実で、3季連続7度目の全日本女王を狙う浅田真央(23)=中京大=は73・01点で首位発進を決めた。
柔らかな笑みを浮かべてフィニッシュした真央は、ペロっと小さく舌を出した。今季初の大技成功とはならなかったが、10月のスケートアメリカ(73・18点)に次ぐ今季2番目の高得点で首位発進。「アクセルは降りた時に回転不足だと分かった。悔しいけど、やるべきことはできた」。余裕の笑顔に貫禄が漂った。
SPの楽曲はショパンの「ノクターン」。3回転半を決めて全日本初優勝を飾った7季前にも使用した曲だ。可憐(かれん)なピアノの音色に乗って、冒頭で挑んだ3回転半は右足一本で着氷。「(ジャンプに)入る時は(成功時と)まったく変わらずにいけた」が、わずかに回転不足の判定で出来栄えでも減点された。
「アクセルが決まればほかのジャンプも楽だが、気持ちが苦しかった」と真央は言う。それでも残りの3回転フリップと3―2回転の2連続ループを決め、スピンとステップはすべて最高難度のレベル4。「7季前に優勝したプログラムでいい演技ができた」。レベルアップした技術で3回転半の取りこぼしをカバーし、成長の証しを示した。
懐かしい光景にも出会った。真央の直前に演技したのは、同じ愛知出身でジュニア時代から戦友の安藤だった。「安藤選手とは昔から一緒に試合に出ていた。全日本では必ずSPが一緒の組で、安藤選手が先で自分は後に滑るジンクスがある。今回もそうなったねと抽選会で話しました」と真央は笑った。
激戦の五輪代表争いから一歩抜け出し、23日のフリーに臨む。2季連続4回目の優勝を飾ったGPファイナルと同様に2回の3回転半を組み込むかは当日の調子を見て決める方向。「できることを一つ一つ決めて、五輪につなげたい」。今度こそ大技を決め、最高の真央スマイルで締めくくる。
スポーツ報知 12月23日(月)7時3分配信
【3回転半失敗でも貫禄首位 真央「良い仕上がり」】
ほぼ確実にしている五輪代表の座へまた一歩前進した。73・01点でSP首位発進の浅田は「思った以上に良い仕上がり」と笑顔で振り返った。
注目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は片足で着氷したものの回転不足。それでも残る2種類のジャンプを成功させ、スピンとステップは最高難度のレベル4を獲得。大会2連覇中の貫禄を見せつけた。
2週間前のGPファイナルで連覇。新たに修正すべき課題は見つからなかったという。「ファイナルの後も毎日できることを精いっぱいやってきた」とソチ五輪へ向けて歩みを止めない。
あとは「練習ではよくなっていると思う」と手応えもつかみつつある大技の成功率を、どこまで高められるか。佐藤信夫コーチとの日々の練習では、2回転半の練習割合を増やし、タイミングを確認している。
23日のフリーは2本の3回転半の成否に再び注目が集まる。「自分のできることを一つ一つやって五輪につなげたい」。代名詞のトリプルアクセルをしっかりと跳んでソチへ羽ばたく。(田中充)
産経新聞 12月23日(月)7時55分配信
【真央「予想以上にいい」】
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇22日◇さいたまスーパーアリーナ
女子SPは、浅田真央(23=中京大)が73.01点で首位発進した。
浅田は冒頭の3回転半で回転不足だったが、ミスを最小限にとどめた。演技直後にはペロッと舌を出し、「(ミスで)気持ちは苦しかったですが、やるべきことはできた。悪い失敗ではなかったし、他の部分は練習通り」と振り返った。
今季に向けて体のメンテナンスに時間を割き、歯まで万全の状態に仕上げた。跳ぶときに力を込めることで奥歯が欠けることがあり、たびたび痛みに悩まされた。夏には重心移動にも影響が出るという仮説もあるかみ合わせにも細心の注意を払い、歯の形を整えた。負荷がかかって悪くなる前に対策を講じた。
3年連続7度目の優勝に王手をかけた。「五輪が決まる、特別な試合でどきどきわくわくするけど(4季前の)バンクーバーに比べて、調子も気持ちもはるかに上にいっている。予想以上にいい仕上がりできています」。3回転半でミスしても、今の浅田に死角はない。
[2013年12月23日9時29分 日刊スポーツ]